介護タクシー起業・開業支援/研修なら全日本介護タクシー事業者会(大阪)
営業時間 | 9:00~17:00 |
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定休日 | 土曜・日曜・祝日 |
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〒540-0012 大阪市中央区谷町3丁目1番11号 大晋第2ビル301号室
令和4年3月末現在で、日本の福祉タクシー車両は42,622台。うち29,657台は一般タクシーのユニバーサルデザイン車両です。したがって、差し引き12,965台近くが介護タクシー車両ということになると思います。
ちなみに、このうち軽自動車は5,649台です。
国は、「令和7年3月末までに、約9万台の福祉タクシー(ユニバーサルデザインタクシーを含む)を導入しよう!」と取り組んでいます。各都道府県における総車両数の約25%について、ユニバーサルデザインタクシーとしたい考えです。
もし、町中を走るタクシー車両の4台に1台がユニバーサルデザインとなる日が来るとしたら、そして、今話題の「ライドシェア」が解禁されたとしたら…「ただ車椅子ごと乗れるだけの介護タクシー」は淘汰されていくのかもしれません。介護タクシー事業者は、より「民間救急」や「介護サービス」面に特化するなどして差別化し、一般タクシーやライドシェアの運行者との住み分けを図っていく必要が出てくるのかもしれません。
ユニバーサルデザインタクシーとは、健康な方はもちろんのこと、足腰の弱い高齢者、車いす使用者、ベビーカー利用の親子連れ、妊娠中の方など、誰もが利用しやすい"みんなにやさしい新しいタクシー車両"であり、街中で呼び止めても良し予約しても良しの誰もが普通に使える一般のタクシーです。
※運賃料金は一般のタクシーと同じです。
「ユニバーサルデザインタクシー」は、優れたバリアフリー車両について国が認定を行う制度です。ユニバーサルデザインタクシーは全て、「UDタクシーマーク」を車体の前面、後面および左側面に表示しています。
UDタクシーマーク、車両の構造の写真など、制度の詳細は下記のサイトでご確認ください。
開業後の介護タクシー事業者は、管轄の消防署で講習を受講し、認定基準を満たすことで、「患者等搬送事業」の認定を受けることができます。この「患者等搬送事業」は、民間救急などと言われたりもしますが、緊急性の無い患者に対し、医療機関等への搬送を行う事業です。ちなみに、この認定を受けなければ転院など医療機関等への搬送ができないわけではありません。認定は、「この事業者は消防庁の認めるレベルにありますよ~」というただのお墨付きのようなものです。
※運賃料金は、原則として一般のタクシーと同じです。
福祉輸送サービスのうち、消防機関又は消防機関と連携するコールセンターを介して、患者等搬送事業者による搬 送サービスにより患者の輸送を行う場合においては、「民間救急運賃」の設定が可能となりました。「福祉輸送サービスを 行う一般乗用旅客自動車運送事業の許可並びに運賃及び料金の取扱いについて」(平成18年10月27日付け消防救 第139号消防庁救急企画室長通知)
「患者等搬送事業」の認定を受けたい方は、管轄の消防署へご相談ください。
患者等搬送事業者の都道府県別事業者数は、下記のサイトでご確認ください。
介護タクシーの開業の流れ、許可要件、許可申請書類など、わかりやすくご説明しています。